bcam-higurashi’s blog

当サイトは大手経済新聞社OBを中心にファンド・マネージャー、チャーチスト、外国事情に詳しい大学教授らが結集し個人を対象に完全中立の立場で投資の学習講座を提供するものです。講師はそれぞれの専門分野について質の高い講座を丁寧に提供することで講座の「ブティック」を構成します。

2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

ポートフォリオ戦略実践講座:「業績見通しの改善で異常事態から正常に向かう株式相場、持続性は?」

3月半ばに底を打った後、株式相場は業績の改善を背景に足元で上げ足を速めています。しかし、この上昇傾向が続くと見るのは難しそうです。何故か・・、データに基づいて解説します。 株式相場は3月半ばにセリングクライマックスの様相を呈して底を打った後、…

ポートフォリオ戦略実践講座:「粘り腰の日経平均―裏に利益のストック拡充で強まる企業の基礎体力」

相場環境は最悪とも言える状況にもかかわらず株式相場(日経平均)が底堅さを維持している背景を探ります。 コロナ禍が世界を席巻し実体経済への深刻な影響が明らかになりつつある中、前期決算の発表によって表出した業績の悪化によって株式市場のファンダメ…

チャートの先生実地指南:「グランビルの第二買いシグナルの法則」 

今回はグランビル法則の「第二買いシグナル」、すなわち、株価が右肩上がりの移動平均線を割り込んだところが買い場となるケースについて、その裏にある心理状態に焦点を当てて解説します。 以下の図1と図2をご覧ください。図2は図1の青矢印の後の株価の…

ファンド・マネージャーの視点から:「コロナ相場と関連企業―富士フィルムの変身を期待」

この講座は30年以上にわたって日本株運用を担当したファンド・マネージャーが折々の相場環境に即した日本株選定の カン所 を解説するものです。今回は今話題の「アビガン 」に絡んで 富士フィルム(4901) を取り上げます。アビガン開発元の富山化学工業…

ポートフォリオ戦略実戦講座:「乱高下を経てファンダメンタルズに戻った株式相場:5月発表の業績と統計に注目」

株価を決定する基本的な条件を一般にファンダメンタルズと言います。そしてファンダメンタルズの最も重要な要素は企業の業績です。つまり、株価は主に企業の業績によって決まると言えるわけです。 当講座では日本の株式相場は日経平均株価で表されるとし、そ…